平成30年度司法試験予備試験最終結果を受けて

 

こんばんは!かわしょー吉です。

 

最近,ブログの内容について

 

質問箱その他で

リクエストを頂いたりしているのを

溜めてしまっているので

 

少しでも時間を作って

更新していきます。

 

 

 

その前に,今日は,

私のブログを見て下さっている方々に

1つお知らせを

しなければなりません。

 

 

先日,

今年の司法試験予備試験の最終結果が

発表されました。

 

 

 

 

私は,

 

 

 

 

 

 

残念ながら,自分の番号を

見つけることができませんでした。

 

 

 

口述で,不合格となり

最終合格には至りませんでした。

 

 

 

信じられませんでした。

 

 

 

ただ,茫然自失して

目の前で起きていることが

現実なのかという錯覚に陥りました。

 

11月8日の16時過ぎに発表があってから,

30分間,5分置きくらい,

 

更新ボタンを無意識に何度も押して

法務省のホームページを

開いているだけでした。

 

しかし,

いくら確認したとしても

自分の番号は見つかりませんでした。

 

 

 

全受験者の

95%近くが合格する試験で

 

まさか自分が

その95%の枠から除外されるとは

思ってもみませんでした。

 

 

今日,改めて

最終の結果通知を見て

現実を目の当たりにしました。

 

 

口述試験

単なる確率論だけで

自分が合格するか否かを

判断できない試験である

 

ということは

 

合格者の先輩から

脳内に刷り込まれていました。

 

だからこそ

 

その恐怖感と切迫感の中で

やれる準備を全てして

夜寝るときはイメトレを欠かさなかった。

 

 

そして,迎えた本番。

 

模試や

合格者の先輩から受けた

アドバイス

心の中で

何回も何回も復唱する。

 

 

会話を絶やさないように

 

誘導に乗っていくんだ

主査は自分の力を引き出してくれる存在だ

 

そう自分の頭に刷り込みました。

 

しかし

 

その時の私は

それが自分にとっての

落とし穴であったことを

知る由もありませんでした。

 

 

結果発表の後

合格者の先輩や

弁護士の先生とお話して

敗因分析を重ねました。

 

その結果,すべての方から

共通した点を言われました。

 

それは

 

予想に反して

 

知識の不足ではなく

 

あるいは

 

理解の過誤

でもありませんでした

 

 

主査の質問や

誘導に迎合する意識が過剰となり

 

その結果,

泥船に気づけなかったこと

正答だった自分の答えを疑ったこと

 

そうして

 

知らないうちに沈んでいったこと

 

 

それが原因だったということを

知りました。

 

主査との相性も

要素の1つとして挙げられますが

 

 

それ以上に

より本質的な原因は他にあると

私は感じました。

 

 

それは

自分の知識や理解を

客観的に

信用しきれていなかった

 

敷衍すれば

 

自分の持っている知識や理解について

 

どの点までが争いのないところなのか

間違いがないところなのか

共通理解なのか

 

それを客観的に検証する

という勉強の姿勢を

欠いていたということです。

 

 

 

私は

二度とこのような

不甲斐ない思いをしないために

 

そして

これから予備試験に挑戦される方が

今年私が味わった屈辱を味わうことなく

合格して頂けるように

 

今日このように

お話させて頂きました。

 

口述の再現も

別途このブログに掲載いたします。

 

 

最後まで読んで頂き

ありがとうございました。