会社法の難解さをひもとくヒントー商事系科目の学習法

 

んにちは!かわしょー吉です。

 

今回は商事系科目のうち

会社法

の学習法についてのお話です。

 

f:id:kawashokichi:20180212012538j:plain

 

会社法も,民法と同様に

とにかく条文数が多い法律です。

(979条まで)

 

その上

条文構造を掴みにくい

という厄介な性質があります。

(M&Aのとことか)

 

しかも

 

民法とは異なり,

組織法の側面もあるため

機関設計や手続規律が絡む

という特質があります。

 

f:id:kawashokichi:20180212013001j:plain

http://photozou.jp/photo/show/249838/22569671

より

 

したがって,民法のように

権利義務関係の規律だけでなく

これを前提として

 

手続や機関構造等を

有機的に関連付けて整理する

 

ことが重要なポイントになります。

 

 

さて

会社法の勉強について

 

方向性がよくわからない

 

いまいちコツをつかめない

 

そんなあなた

1つ意識すべき学習のポイント

少しユニークな勉強法

お教えします。

 

f:id:kawashokichi:20180212014533j:plain

 

これを知ることができれば

 

イメージが掴みにくい

とっつきにくい

 

そんな会社法に対する認識が

180度変わります!!

 

f:id:kawashokichi:20180212015416j:plain

 

まず学習のポイント

についてです。

 

無論,

条文や判例をしっかり意識すべき

という点は他の科目と同様です。

 

 

加えて

条文構造の正確な理解と操作

を徹底してください。

 

多くの人が苦手意識をもっている分

これを1つ1つ

しっかり整理しておく学習は

大変有益に思われます。

 

f:id:kawashokichi:20180212020242j:plain

 

具体的な方法論・意識としては

かっこ書きと準用規定

までもれなく学習してください。

 

ちょっぴり面倒ですが

これを怠らずにやることで

 

飛び飛びの条文操作を

正確に理解する

 

ことにもつながります。

 

f:id:kawashokichi:20180212021253j:plain

 

次にちょっとユニークな勉強法

についてです

 

会社法

とくに

企業経営実務に寄り添った運用

がなされています。

 

法改正や最新判例が出てきやすいのも

その点が大きく絡んでいます。

 

そのため

遊び心で実務にふれてみる

というのも有益です。

 

例えば

計算に関する規律の類は

 

簿記や会計の薄い入門書的なものを

読んでみる

ということは有益です。

 

f:id:kawashokichi:20180212021209j:plain

↑こういう感じのやつがオススメです。

 

実際に司法試験の問題でも

簡易の貸借対照表を参照させる問題も

出題されています。

平成27年度司法試験民事系第2問)

 

初歩的な知識で十分なので

こういう勉強をして

会計の知識を知っているだけでも

一歩有利といえます。

 

f:id:kawashokichi:20180212021906j:plain

 

 

今,ちょっくら気分転換に

会計の本でも読んでみてはいかがでしょうか?

 

 

次回は

民事訴訟法の学習法

についてお話します。