平成30年度司法試験予備試験論文式試験を終えて

 

こんばんは!かわしょー吉です。

 

だいぶ久方ぶりのブログ更新となります。

 

平成30年度司法試験予備試験

受験してきました。

 

事後報告となりますが.

短答式試験を突破し

昨日と今日,論文式試験

戦ってきました。

 

ひと段落いたしましたので

ブログも再開したいと思います。

 

ただし,私のローの期末試験があるため,

期末試験終了後,8月から,

正式に更新したいと思います。

 

 

長らくお待たせした

行政法の勉強法

 

そして

今年の司法試験予備試験の雑感

お話していこうと思います。

 

 

そして,

予備試験論文式試験の再現答案

作成する予定です。

 

なお,再現答案の「公開」については,未定です。

 

 

 

 

 

 

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事案分析力を徹底的に向上するー刑法答案の構成

 

法律論文式試験においては

何が合否を左右するのか?

 

8割は

事案分析力ないし答案構成力

で決まると言われています。

 

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あなたも

予備校などで言われたことが

あるのではないでしょうか。

 

 

そして,

事案分析力

及び答案構成力の本質は

 

出題趣旨を正確に捉えること

 

そして

 

点数配分に沿った答案構成

にあります。

 

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言い換えれば

得点が割り振られている箇所を

正確に読み取り,

文章をバランスよく構築する

という能力の向上です。

 

 

 

  

今回は,

 

出題趣旨を9割読み解く

事案分析力

及び

点数配分に忠実

答案構成力

 

を身に着けるためのメソッドの一部を

公開します。

 

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あなたが

このメソッドを実践することで

 

論文式試験では

確実に得点を重ね

合格にたどり着くことができます

 

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無料サンプルはこちらから

 

 

こんにちは!かわしょー吉です。

 

公開させていただく「メソッド」

というのは

 

一言でいえば

思考回路のフレームワークシート

です。

 

各基本科目ごとで異なりますが

 

この無料サンプルは

刑法に関するものです。 

 

 

もし,あなたが

刑法の論文を書くのが苦手

 

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というのであれば

 

このワークシートを使わなければ

検討すべき罪責が全くの的外れ

 

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展開すべき論点とそうでないところのバランスを失する

 

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使うべき事実を拾いきれない

 

あるいは適切でないところに事実をあてはめる

 

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行きつく果ては時間切れ(途中答案)

になったり

 

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こんな負の連鎖に

苛まれることでしょう。

 

これでは,合格にたどり着くことは

できません。

 

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私は

勉強を開始して1年弱まで

刑法は途中答案の連続でした。

 

旧司法試験の答案練習ゼミでしたが

とにかく書ききれない。

 

事実の分析に時間がかかりすぎる

 

ようやく構成が終わった。

よし!構成通り書くぞ!

さて、4頁書ききるくらいいくかな。

 

・・・残り時間25分。

 

はい,無理。

 

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どこを削ろう。書きながら考える。

筆がちょくちょく止まる。

 

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周囲から,カリカリと筆が走る音が聞こえ

焦る気持ちを一層駆り立てる。

 

 

 

 

そして,タイムオーバー。

 

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まさしく

私は上記の負の連鎖に苛まれていました。

 

 

答練が嫌になったりもしました。

毎週末答練の会場にいく足取りが,いつも重かった

です。

 

他方で,

事後に行われる検討ゼミでは

正確なフィールドで議論できる。

 

でも,答案で表現できていない

 

ある弁護士の先生から,こういわれました。

 

「知識とか,理解の正確さはあるし,思考も鋭敏だよね。」

「書いてることは,素晴らしい。」

 

「ただ,答案を書ききれていないのが,もったいないな。」

「表現されない以上,

わかっていないってことだからね。」

 

つまり,

どんなに勉強をして知識をつけ

法律を理解していても,

それを限られた時間内にまとめて表現できなければ

その努力は意味がない

 

この事実に直面して

心の底から悔しい思いをしました。

 

今まで自分がしてきた努力を

疑いました。

 

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そんなとき

私は,大学のサークルでOBの方である

優秀な先輩からのアドバイスを聞き

ある事案分析の方法を教わりました。

 

それを試してみると

構成は10分を超えることはなくなり

途中答案はなくなりました

 

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そして

実際の評価としても

答練で高得点が連続しました。

 

いつの間にか

刑法が得点源科目になるまでに

至りました。

 

 

そして,

どのような事案でも

検討すべき罪責を過不足なく拾い

かつ内容の検討事項も

的確に網羅することができるようになりました

 

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今回,提供させていただく無料サンプルは

私がその優秀な先輩から教えていただいたコツを

まとめたものです。

 

特に,型を身に着けやすい

刑法の論文式試験の現場で

応用可能な

ワークシート形式にしました。

 

そして,これには

特筆すべき5つの特徴

があります!

 

  1. 刑法論文の基礎的な答案構成テクを簡潔に集約
  2. 刑法体系に忠実な検討枠組み
  3. 事実を拾い落さず,その使いどころを適切に分類できる
  4. 事案分析と答案構成を画一的に処理できる
  5. 自分の使いやすい形に変形できる

 

これを活用することで

あなたの刑法論文の型が確立され

点数が安定することを実感する

でしょう。

 

過去の私と同じ悩みを持つ人に

 

この方法を活用して

法科大学院入試

ひいては予備試験ないし司法試験の合格

 

ぜひ勝ち取ってもらいたい,共に勝ち取りたい。

 

そう思ったからです。

 

次はあなたの番です。

 

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もし

あなたがすでに自分自身の

事案分析の方法を確立している

 

というのであれば

このサンプルは必要ありません。

 

有益なものとはなりません。

 

 

しかし

刑法の苦手を克服したい

というあなたは

 

 

これを

手にしない理由はありません

 

なぜなら,無料なのですから。

 

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無料サンプルはこちらから

 

 

ただし,このプレゼントは

10名様限定とさせて頂きます。

 

個別相談のほか

他科目の事案分析シート等のご紹介を

させて頂こうと考えているからです。

 

先着順ですので

今すぐクリックしてみて下さい。

 

無料サンプルはこちらから

 

 

なお,この無料サンプルを受けとった方は

メルマガ登録をして頂こうと思います。

 

上記の通り

・個別の勉強相談

・他の基本科目の教材のご紹介

といった理由からです。

 

もっとも,私も今まさに勉強している身ですから

しつこいセールスのようなものではありません。

 

 

また,これに登録することで

迷惑メールが来たり

架空請求等をされることはありません。

 

 

もし,煩わしいと思われたら

その時点でシャットアウトして頂いて構いません。

 

 

繰り返しになりますが

先着10名様です。

 

 

それでは

ご応募をお待ちしております。

 

 

無料サンプルはこちらから

 

  

 

伝聞法則で差をつける-刑訴法の学習法

 

んにちは!かわしょー吉です。

 

今回は

刑事訴訟法

の学習法についてのお話です。

 

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刑事訴訟法の勉強は

刑法と同様に

 

多くの受験生としては

割ととっつきやすい,イメージしやすい

という感覚があると思います。

 

捜査法分野は,大枠をつかめば

答案の型を作ることも比較的容易です。

 

ただ,細かい手続となると

途端に面倒くさくなりますよね(笑)

 

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逮捕ないし勾留の手続は

細かい条文操作があったり

規則を参照する必要があったり

少し面倒な印象はあります。

 

証拠法分野は,

特に苦手な人も多いのではないでしょうか?

伝聞とか,伝聞とか伝聞とか(笑)

 

違法収集証拠排除法則

苦手意識を持つ人が多く見受けられます。

 

刑訴法の条文操作が苦手!

 

証拠法で要証事実や証拠の概念

が整理できない

 

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などなど,刑訴法の勉強にお悩みがある

 

そんなあなた

刑事訴訟法の学習のポイントを

3つの分野に分けてお教えします。

 

ここで,前提として

刑訴法全体の学習方針としては

とにかく判例学習を重点的に

することです。

 

刑訴法は

とにかく実務が大事なので。

 

さて,3つの分野ごとの学習のポイントです。

 

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①捜査法ー判例学習と手続の条文読み学習

 

捜査分野は

まさしく判例学習が重要ポイントです。

 

強制捜査と任意捜査

職質と所持品検査

etc...

 

よく出てくる

必要性・(緊急性)・相当性

の判断枠組みは

 

事案類型ごとに

微妙に規範の文言が違ったり

 

考慮要素を変容させています。

 

そのため,このような差異の有無

その理由を整理しておく

ことが重要です。

 

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また身体拘束に関する問題は

議論のフィールドが細かく分かれています。

 

例えば

 

重複逮捕・勾留

再逮捕・勾留

別件逮捕・勾留

 

あなたは

これらの議論のフィールドの差異を

正確に説明できますか?

 

三者ともに

問題となる場面は全く違います。

 

ちなみに

重複逮捕・勾留と再逮捕・勾留の問題

私が整理したノートの一部です↓

 

①    一罪一勾留の原則が適用されるかどうか?

そもそも同時処理が不可能(あるいは釈放後の事情変化に基づくもの)である。

→一罪一勾留の原則を適用すべきでない場面。

∵当該先行逮捕勾留手続という1個の手続で、捜査手続を完遂することが不可能。

*他方、適用される場合は、原則として先行する逮捕・勾留を前提として再度あるいは重複して逮捕・勾留することは不可。

②    例外的に認められ得るか?

 

再逮捕・再勾留の問題

重複逮捕・勾留の問題

議論になる場面

(区別のポイント:捜査中の逮捕・勾留との関係での適法性→起訴前の逮捕・勾留との関係をみる)

起訴前の逮捕勾留の段階で、期間満了で終了あるいは釈放されたのち、再度同一犯罪の被疑事実について逮捕・勾留がなされた場合

ある犯罪の被疑事実についての逮捕・勾留中に、別個の社会的事実について犯罪被疑事実として評価され、これにつき逮捕・勾留がなされた場合

起訴後の勾留中に新たに判明した実体法上一罪の関係にある被疑事実で逮捕勾留する場合

→再勾留の場合と同じ基準で判断すべき(川出・94頁)

規範

ⅰ身体拘束の不当な蒸し返しにあたらないこと

ⅱ新たな勾留の必要性と被疑者の被る不利益の比較衡量

ⅰ同時処理の現実的可能性の有無

※の場合は、再逮捕・再勾留の場合の規範を利用する。

考慮要素

先行の勾留期間の長短、その期間中の捜査経過、身柄釈放後の事情変更の内容、事案の軽重、検察官の意図その他諸般の事情

当該被疑事実が発生したタイミング、それが判明した時点、発生から判明までの期間の長短

 

*川出『判例講座 刑事訴訟法(捜査・証拠編)』94頁~95頁参照

 

このように

自分なりに整理してみると

論述の正確性が向上します!

 

あとは

令状捜査のところは,

条文操作がおろそかになりがちです。

 

刑訴法222条の準用規定など

何が準用され,あるいはされていない

などを条文を素読する勉強も大切です。

 

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②公訴・公判ー刑法的視点で

 

公訴・公判のところは

とにかく手続規定です。

 

図解されているテキストを読みながら

条文を素読しつつ

流れを整理していく勉強が効果的です。

 

そして

この分野で特に大切なのが

訴因・公訴事実概念の正確な理解

構成要件の理解との連動

です。

 

訴因変更制度に関する問題で

必要な思考です。

 

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③証拠法ー証拠類型と要証事実概念の理解

 

さて,鬼門の証拠法です。

 

一般論でもありますが

いかに難しい問題も

基礎知識が出発点です。

 

基礎知識がなければ

応用的思考は生まれません。

 

とにかく基本概念の理解から入ることが重要です。

 

 

ご参考までに

私のノートの抜粋をお見せします。

 

Ⅲ証拠としての適格性に関するもの

  • 証拠能力:証拠が適式な証拠調べを経ており、関連性があり、証拠禁止に当たらないため証拠としての適格を有すること(事実認定の資料として用いることができる証拠の法的適格)
  • 自然的関連性:証明しようとする事実に対する必要最小限度の証明力がある(可能性がある)こと
  • 法律的関連性:偏見等からその証拠の証明力(事実認定)に誤判を与えるような類型的危険が無いこと
  • 証拠禁止:法の定める証拠禁止あるいは政策的に証拠能力が否定される場合

Ⅳ証拠の証明対象Or機能に関するもの

  • 直接証拠:要証事実を直接に証明するのに用いられる証拠
  • 間接証拠(情況証拠):要証事実の存否を推認させる証拠
  • 実質証拠:要証事実の存否の証明に用いる証拠
  • 補助証拠:実質証拠の証明力や証拠能力等に関する証拠
  • 弾劾証拠:実質証拠の証明力の減殺に役立つ証拠

 

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また,伝聞法則の問題については

ざっくり分けて2つのフィールドがあります。

 

第一に,伝聞該当性の問題。

第二に,伝聞例外該当性の問題。

 

今回は伝聞該当性の問題についてだけ

詳述します。

 

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http://web.ydu.edu.tw/~uchiyama/conv/kaiwa4.html

より

 

*一般的な伝聞の意味と,

刑訴法の「伝聞法則」における伝聞

とは意味が全く異なるのでご注意を。

後者の方がより狭い意味で使います。

 

勉強されている方なら

お分かりになると思います。

 

 

さて,伝聞証拠の理解について

 

これは,ズバリ言うと

要証事実概念の理解

非伝聞になる場合を理解しておくこと

です。

 

要証事実の捉え方

次の通りです。

☆要証事実の認定の仕方(古江『事例演習刑事訴訟法』335頁より)

①    立証趣旨が問題文にある場合は、検察OR被告人側の提示した証拠について、その提示された「立証趣旨Aを前提にして、当該訴訟における争点との関係で、当該立証趣旨Aの事実を立証することに意味があるかどうかを検討」する。

②    意味がない場合は、当該証拠の内容、性質から客観的に見て別の事実Bの証拠として用いることに意味があると認められる場合は、その事実Bを要証事実と認定する(新司法試験平成21年出題趣旨も同旨)。

※仮に問題文に立証趣旨が書かれていない場合は、②を検討。

 

非伝聞になる場合

の整理は,次の通りです。

 

Ⅰ供述の存在自体が要証事実となる例

  • 供述がなされたこと自体が犯罪事実を構成する場合→名誉棄損罪・侮辱罪
  • 同一人の不一致供述ないし自己矛盾的内容の供述によって証言の信用性を弾劾する場合→弾劾証拠(328条)と関連
  • 行為に随伴する場合に、当該行為の社会的意味を明らかにする場合

Ⅱ内容とは関わりない情況証拠として用いる場合の例

  • ある供述を知覚した第三者の心理・感情・精神状態を推論する場合
  • ある供述がなされたことから、供述者間の人間関係を推論する場合
  • ある供述がなされたことから、その供述内容の真偽とは関わりのない供述者の精神状態を推論する場合
  • 客観的事実と当該供述が一致することから、供述者が当該事実を知っていたことを推論する場合
  • 言語の行為的意味の推論
  • 当該供述の内容から客観的に行為者の認識内容について推認する場合

(大澤『伝聞証拠の意義』刑訴の争点第3版183頁)

 

そして,それぞれについて

典型例を整理しておくことです。

*私のノートの内容は,ここでは割愛します。

 

いかがでしたか?

ぜひ,あなたの理解を補充するべく

 

この内容を必要に応じて

今あなたのノートにも整理

しておいてください。

 

 

次回は

行政法の学習法

についてお話します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

民訴を”眠素”にしないためにー民訴法の学習法

 

んにちは!かわしょー吉です。

 

今回は

民事訴訟

の学習についてのお話です。

 

 

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http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_minzi/minzi_04_02_05/index.html

より

 

 

今回のタイトルの通り

受験生の中でも

民訴は,”眠素”だといわれています。

 

民訴法はくなる(もと)だ。

 

つまり

眠くなるほど分かりにくい

 

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という民訴法の難解さを表した

ダジャレですね(笑)

 

このことわざ?

ともいうべき言葉の通り

 

あなたも

民事訴訟法はニガテだ!

 

というお悩みはありませんか?

 

そんなあなた

民訴の勉強で必要な4つのポイント

をお教えします!

 

この4つのポイントを知らなければ

難解な民訴法の仕組みの理解が

困難になります。

 

民訴法は,科目特性上

いかに論理的であるか

という点が重要です。

 

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しかし

民訴法の仕組みを理解し

理論を自分で咀嚼しておかなければ

 

論文式試験では

答案作成中に筆がピタリと

止まってしまったりします。

 

これが合格の上で不利な要素であることは

多言を要しませんね。

 

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では,その4つのポイントとは何か?

 

①手続の段階と審理構造を把握

 

冒頭の写真に示したように

 

民訴法の学習は,

手続の段階という横軸

審理構造(申立て・主張・立証)という縦軸

を意識することが大切です。

 

その問題が

手続のどの段階で,どの審理構造の局面での

議論なのか

 

を把握することで

問題の所在を整理しやすくなります

 

さらにこれに+αとして

手続や訴訟行為を行う主体

に着目して整理することで理解度が増します。

 

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②定義を徹底的に暗記

 

民訴法の特殊なところは

他の科目に比べて

 

条文にない言葉や概念が多い

 

という点です。

 

手続や審理構造などが

理論を堅固なバックボーンに据えて

構築されているからです。

 

処分権主義,弁論主義

はその最たる例ですね。

 

これらは

理解を伴う必要がありつつ

答案上では正確に表現する必要

があります。

 

しっかりキーワードを押さえて

暗記することが大事です。

 

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③民訴判例の特殊性

 

民訴法は,論理的であるかが大事だ

と述べました。

 

その意味は,特に

民訴法判例の理解を示すうえで

非常に重要なポイントです。

 

すなわち

1つの判例を学習するときにも

個々の判例の論理的一貫性を考える

ことが重要です。

 

別々の問題領域について判断した

ものであっても

 

前提問題を示した過去の判例があれば

その後に出現する判例

その前提問題を踏まえて論理を構築

しています。

 

したがって,判例

相互関連性を把握することが必要です。

 

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④要件事実的思考を手に入れる

 

民事訴訟は,訴訟物理論を前提に

実体法に基づく

要件事実論に支配されています。

 

要件事実論は,簡単にいえば

 

当事者が訴訟において

具体的に何を主張し,

立証する必要があるのか

 

これを体系化したものです。

 

事例問題を検討する際に,

純粋な民事訴訟法の理論に加えて

要件事実論に基づく思考による分析

が必要とされる場合があります。

 

特に

当事者の主張立証の場面を問う問題では

要件事実的思考がなければ

 

事案で具体的に何が問題なのかを

正確に把握することが困難です。

 

逆に要件事実的思考で

答案に表現できれば

より問題解決に具体性が増します

 

要件事実の勉強法については

後日,別途ご紹介します!

 

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ぜひ,民訴法のノートに

今この4つのポイントを書き出してみて下さい

 

次回は

刑事訴訟法の勉強法

についてお話します。

 

 

 

 

 

 

 

 

会社法の難解さをひもとくヒントー商事系科目の学習法

 

んにちは!かわしょー吉です。

 

今回は商事系科目のうち

会社法

の学習法についてのお話です。

 

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会社法も,民法と同様に

とにかく条文数が多い法律です。

(979条まで)

 

その上

条文構造を掴みにくい

という厄介な性質があります。

(M&Aのとことか)

 

しかも

 

民法とは異なり,

組織法の側面もあるため

機関設計や手続規律が絡む

という特質があります。

 

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http://photozou.jp/photo/show/249838/22569671

より

 

したがって,民法のように

権利義務関係の規律だけでなく

これを前提として

 

手続や機関構造等を

有機的に関連付けて整理する

 

ことが重要なポイントになります。

 

 

さて

会社法の勉強について

 

方向性がよくわからない

 

いまいちコツをつかめない

 

そんなあなた

1つ意識すべき学習のポイント

少しユニークな勉強法

お教えします。

 

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これを知ることができれば

 

イメージが掴みにくい

とっつきにくい

 

そんな会社法に対する認識が

180度変わります!!

 

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まず学習のポイント

についてです。

 

無論,

条文や判例をしっかり意識すべき

という点は他の科目と同様です。

 

 

加えて

条文構造の正確な理解と操作

を徹底してください。

 

多くの人が苦手意識をもっている分

これを1つ1つ

しっかり整理しておく学習は

大変有益に思われます。

 

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具体的な方法論・意識としては

かっこ書きと準用規定

までもれなく学習してください。

 

ちょっぴり面倒ですが

これを怠らずにやることで

 

飛び飛びの条文操作を

正確に理解する

 

ことにもつながります。

 

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次にちょっとユニークな勉強法

についてです

 

会社法

とくに

企業経営実務に寄り添った運用

がなされています。

 

法改正や最新判例が出てきやすいのも

その点が大きく絡んでいます。

 

そのため

遊び心で実務にふれてみる

というのも有益です。

 

例えば

計算に関する規律の類は

 

簿記や会計の薄い入門書的なものを

読んでみる

ということは有益です。

 

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↑こういう感じのやつがオススメです。

 

実際に司法試験の問題でも

簡易の貸借対照表を参照させる問題も

出題されています。

平成27年度司法試験民事系第2問)

 

初歩的な知識で十分なので

こういう勉強をして

会計の知識を知っているだけでも

一歩有利といえます。

 

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今,ちょっくら気分転換に

会計の本でも読んでみてはいかがでしょうか?

 

 

次回は

民事訴訟法の学習法

についてお話します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刑法は自分の型を作ったもん勝ち!-刑法の学習法

 

こんにちは!かわしょー吉です。

 

今回は

刑法

の学習法についてです。

 

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↑中国の古い時代の刑罰らしいです。(笑)

https://gigazine.net/news/20080121_china_punish/

より

 

 

刑法は

普段からニュースで見る刑事事件など

 

一番とっつきやすい科目

ではないでしょうか?

 

 

刑法を得意とする人は

比較的多い印象を受けます。

私の経験則にすぎませんが。

 

 

一方で

刑法でうまく答案を書けない

 

特に時間配分をミスりがち

 

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インプットは割とうまくいくけど

実際にアウトプットするときに

苦手意識

がある。

 

そんなあなた

今回は刑法の学習法について

 

アウトプットを念頭に置いた

学習法

をお教えします!!

 

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ポイントを4つお教えします。

 

①答案の型の確立

 

刑法は,

行為の特定→構成要件該当性→違法性→責任

という検討手順が予め与えられています。

 

これをかっちり,型として押えることが

刑法の理解の基礎の基礎です。

 

そして,

議論のフィールドを正確に

区分できるよう知識をインプット

することが大事です。

 

これだけで

刑法の勉強は半分完了

です。

 

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②総論は共犯の理解を重視

 

司法試験の刑法は

共犯を理解していないと

土俵に立てないといってもいいでしょう。

 

一般に

事案分析の段階で一番厄介なのが

共犯関係ですよね。

 

勉強の際には

共犯関係の検討手順を

ある程度確立しておく必要

があります。

 

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もっとも

共犯のところだけやればいい

というわけではありません。


因果関係論、錯誤論

正当防衛など


体系的に重要なポイントは

しっかり押さえる

必要があります。

 

③各論は三段論法を徹底!

 

各論に関する知識は,

とにかく構成要件の正確な暗記

という勉強につきます。

 

各論に関しては

暗記が強い人がより有利

だと思われます。

 

そして

三段論法の階層構造の視点で

きっちり作法を守れば

 

面白いように点はついてきます。

 

④たかが罪数,されど罪数

 

罪数は,必ず刑法の答案の最後に書く

締めくくりです。

 

体操でいえば

フィニッシュの着地です。

 

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刑法の論文試験では

とにかく各枚数と時間の制約との戦い

につきますが

 

罪数が

けっこうおざなりになりがちですよね。

 

しかし,刑法の理論としては

罪数にも議論がたくさんあるので

 

丁寧に整理しておく必要があります。

 

この4つのポイントを押さえておけば

効率的なアウトプットのための

最低限の準備が可能になります!

 

いかがでしたか?

今この4つのポイントを

ぜひメモしておいてください

 

 

次回は

会社法の学習法

についてお話します。